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各講座の紹介

ホーム > 各講座の紹介 > 講座番号 1:有機農業と持続可能な社会づくり

講座番号8薬草とのつきあい方

流域圏名 木曽川 流域 上流
開催日時 2013年2月2日(土) 開催場所 四美多目的集会施設(岐阜県下呂市)
講座のテーマ
(キーワード)
薬草、産官学の連携、地域の自然
講座開催主体 南基泰さん
講師名 南基泰さん

講座の内容

2012年11月に中部高等学術研究所にて開催された「第9回サステナビリティ研究会」のなかで、南教授がご提案された岐阜県下呂市四美地区における「プラントアカデミー」の構想内容とその実現化に向けた予備的知識の説明を、地元の参加者(54名)を対象にご講演いただきました。

具体的には、①現在岐阜県下呂市で政治活動を展開している石田氏より、持続社会の再編に向けて四美地区の自然がもつ可能性についてご説明いただいた後、②南教授よりパワーポイントを使って70分ほど、多義的な薬用植物の分類法、薬草に関する誤った情報や知識の検討、さらには「草を楽しむ」をテーマにしたプラントアカデミーの構想ついてご講演いただきました。その後、③地元の参加者と10分程度の質疑応答を行いました。

講座の成果

南教授のご講演を通じて、地元の参加者が、中部大学に組織的・人的援助を期待している南ひだ健康道場内の「薬草の森」再生事業を展開するためには、数々の越えなくてはならない問題点があることが伝えられました。薬用植物の生産に向けた課題を事前に説明する作業を行うことで、産官学の連携においてまずもって重要な点は、①双方が実地の交流活動を介して信頼関係を築くこと、②数回にわたるヒアリング調査や資料分析などの基礎的研究を蓄積すること、などにある点が確認されました。

ESD(持続可能な社会づくりへの学び)との関連

日本における「持続可能な社会づくり」にとって不可欠な要素は、希望ある若者世代の力を最大に活かすための教育づくりにあります。大学の「科学的な知識」と地元の「生活の知恵」の統合を目指す本プラントアカデミーが実行されれば、大学教育とは異なるインフォーマルな「学びの場」を、若者世代に提供することが可能となります。


講座の様子


「四美」名称の由来が書かれたパネル


南教授のスライド「薬用植物とのつきあい方」


参加者からの質問に答える石田氏(左)と南教授(右)