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各講座の紹介

ホーム > 各講座の紹介 > 講座番号 1:有機農業と持続可能な社会づくり

講座番号7COP11報告会in石徹白

流域圏名 長良川 流域 上流
開催日時 2013年2月6~7日 開催場所 岐阜県郡上市白鳥町石徹白地区
講座のテーマ
(キーワード)
原発問題、農業、地域、マイクロ水力発電
講座開催主体 国連生物多様性の10年市民ネットワーク
講師名 駒宮博男さん

講座の内容

岐阜県郡上市石徹白において、2012年にインド・ハイデラバードで開催された生物多様性条約COP11の報告会が行われました。6日にCOP11報告会を行い、夜は地元の民宿に宿泊し、7日に石徹白地区で現地視察を行いました。

現地視察では、石徹白地区における白山信仰の入り口となる白山中居神社や小水力発電の現場などを見学し、石徹白集落に移住して地域づくりに取り組む平野さんのお話などを伺いました。

講座の成果

今回の石徹白での報告会と現地視察では、石徹白地区というローカルな場所で、インドCOP11というグローバルな現場の報告という、多様な視点で様々な問題について考えることができました。福島第一原発事故によって顕在化した問題や、「身土不二」の考え方、地域づくり、エネルギー問題や生き方などについて取り上げられました。今後、国際社会に、国に、地域社会に情報を発信していくという点で、問題意識の整理・共有ができたと同時に、成功事例を知ることにも大きな成果が上がったといえます。


また、人間のみならず、生態系・種・遺伝子の多様性を意味する生物多様性を主流化する中で、いかに『原発と一次産業は両立しない』ことをつたえていくのかということも、大きな課題として考える必要があるという問題意識を強めることができました。

ESD(持続可能な社会づくりへの学び)との関連

「持続可能な発展」が目指す枠組とは、使えばなくなっていく資源をただ消費していく仕組みの危うさに対して、化石燃料ベースの、人間だけが豊かになっていく文明の発展のあり方に転換を迫るものでもあります。生物多様性条約の場合には、人間だけではなくほかの生き物や生態系などと共通の関係性に気付いたことが根底にあり、消費文明からの価値の転換が前提になっているといえます。このことから、生物多様性を守ることは持続可能な社会の発展の根本に関わることであり、両方に対しての理解を深めることが重要だといえます。


石徹白で地域づくりに取り組む平野氏


報告会では活発な議論が行われた


インドでのCOP11に参加した坂田氏による報告


報告会の様子