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各講座の紹介

ホーム > 各講座の紹介 > 講座番号 1:有機農業と持続可能な社会づくり

講座番号6山村生活体験

流域圏名 揖斐川 流域 上流
開催日時 2013年2月10日(日) 開催場所 岐阜県揖斐川町坂内坂本下諸家
講座のテーマ
(キーワード)
伝統文化、地域、世代間交流
講座開催主体 NPO法人校舎のない学校
講師名 田中正敏さん

講座の内容

NPO法人校舎のない学校では、参加者の希望に応じた体験ができる環境を提供しています。本講座を含め、山村生活体験では、基本的に参加者が何をやるか自分たちで決めるため、決まった枠にとらえられることなく、のびのびと自由に、そこにあるままの日常や生活に入って学ぶことができるというものです。

また、美代子さん、たみさん、たへさんという、校舎のない学校を介して大学生のホームステイを受け入れている地元のお年寄りの方々に話を伺うこともできました。囲炉裏を囲んで、戦時中や高度経済成長期のときの生活や集落の様子はどうだったかなど、興味深い話を聞くことができました。

講座の成果

穏やかな雰囲気の中、囲炉裏を囲んで温まりながら、校舎のない学校の活動内容や地域の歴史などの話を聞きました。校舎のない学校の校長である田中氏は「川の水をきれいに使うのは上流域に住む人間の義務であり、この源流域があったからこそ戦後の我々がある」と源流域の重要性を説くと同時に、棚田や森林を守っていくため、国の政策に期待したいとも話していました。森林保全はどの上流域にも共通する課題であり、間伐や災害対策の必要性を学ぶことができました。

ESD(持続可能な社会づくりへの学び)との関連

揖斐川上流地域では、高齢化だけでなく過疎化も進んでおり、上記に記したホームステイなどの体験型学習は、参加者、受入側が双方向に影響しあい、学びあうことを目的として行われています。それは押し付けられるものではなく、校舎のない学校の『人が動き、ものが動き、心が動いて経済が動く』というコンセプトをもとにして、他の地域から来た人であっても、昔より源流からきれいな水を流すために行われていた『米のとぎ汁を畑にやる』などの先人の生活の知恵を抵抗なく学び、地域を尊重しながとけ込むといったものです。また、移住した際にも、地域に根差した考え方・暮らし方を引き継ぎながら、相互に関わり合うことで、支え合える地域づくりを目指しています。


マイクロ水力発電を行っている


講座開催場所の竹姿庵


講座の様子


囲炉裏を囲んで地元の方がつくった御餅を焼いた