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各講座の紹介

ホーム > 各講座の紹介 > 講座番号 1:有機農業と持続可能な社会づくり

講座番号28「四日市公害資料館」への市民参加についての勉強会

流域圏名 鈴鹿川 流域 下流
開催日時 2013年1月26日(土) 開催場所 なやプラザ(三重県四日市)
講座のテーマ
(キーワード)
公害問題、地域の取り組み、市民参加
講座開催主体 NPO環境市民大学よっかいち
講師名 粟屋かよ子さん

講座の内容

四日市公害資料館の勉強会に参加させていただきました(1月26日)。勉強会では、まず四日市市役所の方より四日市公害資料館開設の進捗状況についてのご説明がありました。その後、講師の粟屋かよ子さんより、資料を元に、他の四大公害<水俣病(熊本)・イタイイタイ病(富山)・新潟水俣病(新潟)>公害資料館を“市民参加の観点から”比較説明をしていただきました。

公害訴訟の歴史によって資料館も成り立ち、被害者の会との関連、語り部設置、地域の教育への取り組まれ方等様々である様子が説明されました。その後、四日市公害資料館運営組織体制について「市民が参加できる運営委員会の設置」「学芸員の設置」「公害患者・家族・支援者の会の拠点機能受け入れ」の要望を含め参加者で討議が行われました。

 

講座の成果

他の公害資料館の成り立ちや運営状況、市民参加の状況を知る事で、2年後に開設される四日市公害資料館のあり方を考える学びの場となりました。また、市民にとってどのような資料館にしていきたいかという具体的な要望も多く出されました。また、市役所担当者の方に直接開設スケジュールなどを質問できたことで、資料館への要望をどのように行政に伝えていけば実現に結びつくかという状況も分かり、参加者が具体的な要望をまとめて提出する計画となりました。

ESD(持続可能な社会づくりへの学び)との関連

公害問題、特に四大公害の一つである四日市公害は全国の子ども達も教科書で学ぶものです。四日市公害をこれからも全国の人々だけでなく、地域の人々、被害者遺族の方々、そして次世代の子どもや孫たちに伝える拠点となる資料館はまさに持続可能な社会づくりの学びの場づくりと言えます。

また、粟屋先生からも「資料館開設を機会に四日市市民の意識も啓発しながら、自発性も育てながら作っていきたい」というお話もあり、資料館が作られる過程そのものも、市民にとっての学びの場となると言えます。


講師の粟屋かよ子さん


熱く議論する参加者


さまざまな意見を出し合う参加者


講座の様子