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各講座の紹介

ホーム > 各講座の紹介 > 講座番号 1:有機農業と持続可能な社会づくり

講座番号25答志島でESDを叫ぶ

流域圏名 宮川 流域 下流
開催日時 2013年3月16~17日 開催場所 答志島桃取地区(三重県鳥羽市)
講座のテーマ
(キーワード)
漂着ゴミ、島、伝統文化、若者交流
講座開催主体 中部ESD拠点(協力:21世紀奈佐の浜プロジェクト実行委員会)
講師名 小浦嘉門さん、森一知さん

講座の内容

伊勢湾最南端の答志島において、伊勢湾の漂流ゴミ問題をテーマにした講座「答志島でESDを叫ぶ」(3月16~17日)を開催しました。伊勢湾全体で取り組むべき課題について、全国のESD拠点から大学生を招待し、中部地域におけるESDの取組みを含めた学びの機会を持ちました。

答志島の桃取センターにおいて、主催者の古澤礼太さんから講座の趣旨や、中部ESD拠点の取組みについての説明があった後、講師の小浦嘉門さんから、伊勢湾全域から答志島に漂流ゴミが集まり、漁業に甚大な被害を与えていることや、それに対する取組みなどについてご講演をいただきました。

その後、ゴミの漂着地である奈佐の浜において、実際にゴミ拾いの活動を行いました。夜は、講師の森一知さんから奈佐の浜のゴミゼロ運動の概要とこれまでの取組みについてお話しいただき、参加した大学生たちからは各地で取り組んでいる活動の報告が行われました。

翌日は、答志、和具地区にて、寝屋子制度などの風習に関する説明を受け、答志島の伝統文化についても学びました。

講座の成果

国内地で多様な取組みを行う学生が一堂に会し、それぞれの活動紹介や交流を行いました。中部地域におけるESD活動、特に、生命地域(Bio-Region)としての流域圏をテーマにした取組みについて、具体的に答志島のゴミ問題を知ることで理解を深めました。

講座終了後、仙台から参加した学生は、早速被災地の浜で行われるゴミ拾いのイベントに参加するといった成果もありました。また、北九州においても、小さな島でESD活動を行っていることが報告されたため、全国での島を使った若者によるESD交流企画の可能性も芽生えました。

ESD(持続可能な社会づくりへの学び)との関連

中部地域におけるESDの取組みを学び、また、流域圏で取り組むべき課題として最も象徴的である答志島のゴミ問題を体験することは、学生にとって大きな学びの機会でした。異なる関心を持って多様な活動を行う今回の参加者が、今後、持続可能な社会づくりのために連携を深めていくことが期待されます。


奈佐の浜で参加者が拾い集めたゴミ


講師の小浦嘉門氏を囲んで集合写真


全国の大学生による活動報告会


桃取漁港にて荷受けの様子を見学