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各講座の紹介

ホーム > 各講座の紹介 > 講座番号 1:有機農業と持続可能な社会づくり

講座番号17海蔵川流域の環境活動

流域圏名 海蔵川 流域 中流
開催日時 2013年3月14日(木) 開催場所 ほんまちプラザ環境学習センター(三重県四日市市)
講座のテーマ
(キーワード)
生物多様性、地域開発、社会貢献
講座開催主体 海づくり会議みえ(協力:海蔵川体験隊うみくら)
講師名 川瀬裕之さん、榊枝正史さん

講座の内容

本講座は、1月24日に開催されました。まず、参加者たちの自己紹介から始まり、海づくり会議みえによるこれまでの成果と今後の活動について話し合われました。その後、二人の講師による活動成果の発表が行われました。

まず、海蔵川探検隊・うみくら代表の川瀬裕之さんによる「北勢バイパスと海蔵川の環境活動」という題の講座で、北勢バイパスの建設によって損なわれる危険性のある希少生物や自然についてお話を伺いました。そして、名古屋大学大学院で環境について研究を行い、東産業に勤めながら同社の企業の社会貢献(CSR)を担当する榊枝正史さんによるお話がありました。「よっかいちで一番大きなイベント環境フェア舞台裏」というテーマに沿って、東産業が毎年開催している環境フェアで、海蔵川における調査活動や河川の魅力を如何に来場者へ伝えたのかなど、実例に基づく報告が行われました。

 

講座の成果

この場で参加者たちは情報を共有し、各自の問題意識を高めることができました。川瀬氏による発表からは、生活を豊かにするために進められる開発事業の裏側で、失われつつある生物が存在することを知ることができ、開発と環境の両立について考えさせられました。榊枝氏の発表からは、企業が取り組む環境活動ということで地元の人々、主に子供たちをターゲットにした環境展であること、すなわち未来を担う子供たちへの環境学習となっていることを知ることができました。

ESD(持続可能な社会づくりへの学び)との関連

北勢バイパス建設によって、確かに人々の生活はより豊かに、より便利になるかもしれません。ですが、経済の発展を優先させるのではなく、開発によって損なわれるおそれのある生物が存在しているということに気づき、それら環境を守ろうとする動きは、ESDの概念である「環境の中の社会、社会の中の経済」を表しています。また、企業が実践するCSRもそれと同様に、経済社会が環境と上手に両立していくことを可能にする一種のESD活動であるといえます。


講師の川瀬裕之さんによる報告


講座の資料


コーディネーターの森一知さん


講師の榊枝正史さん