文字サイズ
各講座の紹介

ホーム > 各講座の紹介 > 講座番号 1:有機農業と持続可能な社会づくり

講座番号10地産地消のマッピング

流域圏名 愛知用水 流域 上流
開催日時 2013年2月27(水) 開催場所 愛知県犬山市
講座のテーマ
(キーワード)
地産地消、伝統、有機野菜
講座開催主体 NPO法人ドゥチュウブ

講座の内容

NPO法人DoChubuは、持続可能な社会づくりのためのさまざまな地域の情報を可視化することを目的に、取材活動やポータルサイトを使った情報発信を行っています。本講座では、2月27日に、D oChubuの犬山市内における取材に同行し、その活動を学びました。

当日の取材(小穴久仁さん他)では、飲食店「くいもんや源」と老舗和菓子店「若松屋阡一」、玄米菜食ランチを提供する「玄米菜食ロハスひまわり時空」を訪問しました。

くいもんや源では、愛知県農業総合試験場が開発した品種の自然薯で、ドーナツやうどんといった加工品を開発し、改良を継続しています。若松屋阡一では、夏季限定ながら同市を代表する土産品として定着した、犬山市特産の桃を贅沢に使う陶酔果を販売しているなどの説明を受けました。また、玄米菜食ロハス時空では、オーナーの体質改善の原動力となった地元で採れる自然農法の野菜を用いた玄米菜食メニューを提供していました。

講座の成果

犬山市内及び周辺で栽培、収穫される自然薯・桃から加工品を開発し販売することは、耕作放棄地の増加に歯止めが掛けられ、景観保護にも貢献していることを学びました。また、玄米菜食ランチは有機栽培、減農薬の野菜を用いており、土地に過度な負荷が掛からず、規格外などによる廃棄物も事実上ゼロであることを知りました。

ESD(持続可能な社会づくりへの学び)との関連

地域の安定した一次産業は、持続可能な社会づくりに欠かせないと考えます。自然薯も桃も市況単価が乱高下しにくく、加工し、さらに付加価値を高めた独自商品の販売は、一次産業の支えと言えるのではないでしょうか。他方、玄米菜食ランチを提供するオーナー夫妻によれば、医療費の掛からない健康な体は食からだと話します。夫妻は太陽光発電によるエネルギーの地産地消も始めており、自己にも環境にも負荷の少ない思想を持った生活からは、持続可能な社会づくりを実現するヒントを数多く見取れます。


「くいもんや源」代表取締役の林泉さん(左)


若松屋阡壱」3代目の後藤豊正さん


「時空」の庭を散策する参加者


「ひまわり時空」の竹市さんご夫妻