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各講座の紹介

ホーム > 各講座の紹介 > 講座番号 1:有機農業と持続可能な社会づくり

講座番号1古民家リフォーム塾

流域圏名 宮川 流域 上流
開催日時 2013年1月26~27日 開催場所 三重県多気郡大台町
講座のテーマ
(キーワード)
地域再生、循環型社会、高齢化、伝統文化、技術の継承
講座開催主体 大杉谷移住促進協議会
講師名 大西かおりさん

講座の内容

大杉谷移住促進協議会では、この講座を通して田舎暮らしを希望する人たちが山村の生活を体験できるような場を提供しています。本講座は、連続して開催されている「古民家リフォーム塾」の第三回目にもあたります。

講座の主な内容は、大工や左官と一緒に民家を改修する上で、彼らから伝統的な技術も学ぶというものです。また、地元の民家に宿泊し、様々な伝統文化に触れることで、先人たちの生き方や考え方を次世代に引き継ぐための学びの場を体験するというものです。

講座の成果

参加者は、リピーターもいれば、初めて参加する者もおり、また、地元のみならず国内津々浦々から参加していました。参加者たちは、民家を改修し、その手法や技術を大工や左官から直接学びました。具体的には、対象民家の通路天井、壁板の張り替え、漆喰塗を体験しました。

また、民家の改修作業だけではなく、地元の民家に宿泊し、地元の伝統文化に触れました。たとえば、かまどを使用した昔ながらの手法での料理や、新鮮な地場の野菜やシカ肉、シシ肉などをふんだんに用いた料理をつくり、五右衛門風呂焚きなどを行いました。参加者たちは、共同で作業を行う中で親交を深めることができたと同時に、昔ながらの方法と先人たちの知恵に驚きと関心を抱きました。

ESD(持続可能な社会づくりへの学び)との関連

大杉谷移住促進協議会は、高齢化が顕著な宮川上流地域において移住政策を進めています。ですが、ただ移住するだけではなく、その地域に根差す生き方や伝統文化を引き継ぐような人たちを育て、呼び込むことを目的としています。

先人の知恵や技術、ライフスタイルや考え方などを守るため、記録上からではなく、人と人とが直接関わることによってそれらを継承していくことを大切にしており、今回の古民家改修もその一つとして位置づけられます。ESDの理念と同様、経済主体の社会ではなく、環境の中の社会、その中の経済という循環型社会を実現することを目標としています。


左官の作業を体験する参加者


大工と一緒に天井を修復した


さすがの手さばきを見せる大工の方


かまどでご飯を炊いた